古民家再生プロジェクト
- Yuka
- 2024年11月21日
- 読了時間: 5分
こんにちは!ハウオリワークスです🍍
本日は私たちが新たにはじめるプロジェクト
『古民家再生プロジェクト』についてお話しします!

今や増加の一途を辿る日本国内の「空き家」。
2024年4月、総務省が5年に一度実施する
「令和5年住宅・土地統計調査」(1948年(昭和23年)以来5年ごとに実施しており、今回で16回目)の
速報集計が公表されたようで、
そちらによると空き家の数はなんと
900万戸と過去最多、2018年から51万戸の増加、
空き家率も13.8%と過去最高だそうです。
‘’ 総住宅数のうち、空き家は900万戸と、2018年(849万戸)と比べ、51万戸の増加で過去最多とな っており、総住宅数に占める空き家の割合(空き家率)は13.8%と、2018年(13.6%)から0.2ポイ ント上昇し、過去最高となっている。
空き家数の推移をみると、これまで一貫して増加が続いてお り、1993年から2023年までの30年間で約2倍となっている。 空き家数のうち、「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」は385万戸と、2018年(349万戸) と比べ、37万戸の増加となっており、総住宅数に占める割合は5.9%となっている。‘’
2023年時点での千葉県の空き家率は、12.3%。
賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家率は5.0%。
各都道府県の比率で比較すると
千葉県はそこまで高い順位ではないとはいえ
今後も増えていく懸念は大いにあります。
このように年々増加していく空き家のなかでも、
私たちが着目したのは「古民家」。
ひとこと「古民家」といっても、厳密な定義は無いそうで
調べてみるとこのような記載がありました。
「目安としては、建築後50年経過した建物を一般的に「古民家」とされる。国が制定する文化財登録制度においては、築後50年以上経過したものが対象になっている。」
しかし、築50年以上経過した建物でも
近代的な建物や、欧米風なものなどもあり
それらの建物は一般的な「古民家」の認識とは違うと思います。
そして【一般社団法人古民家再生協会】では、
次のような定義をしています。
「一般的に古民家とは建築後50年経過した建物とされるが、一般社団法人全国古民家再生協会での「古民家」の定義は、
昭和25年の建築基準法の制定時に既に建てられていた「伝統的建造物の住宅」すなわち伝統構法とする。」
つまり一般的に「古民家」とは
・茅葺屋根や、草葺屋根、日本瓦葺き屋根、土間、太い梁がある
・木造軸組工法で建てられている
・築年数が50年以上たっている
これらに該当するような建物を指す認識になりますね。
日本の伝統技術が詰まった「古民家」。
この魅力は日本人だけではなく、
海外の方にとってもとても魅力的だと思います。
昨今、古民家カフェや古民家宿など
古民家を再生した事業が多くなってきましたね。
手つかずになってしまった古民家を
このようなかたちで再生されることが盛り上がってきていて
日本の持つ情緒の素晴らしさが、
いまいちど現代にも蘇ってきたような空気です。
ですが、カフェや宿などに「おもむく」のではなく、「暮らす」となると
必然的に改修を要するので
なかなかハードルが高く感じる方も少なくないかもしれません。
改修工事が全く必要の無い古民家というのは
おそらくなかなか見つからないと思います。
ですが
「古民家再生」という言葉が、みなさんにも聞きなじみがあるように
様々な地域で、現在取り組まれています。

アメリカンスタイル、リゾートスタイルのリノベーションを得意とする
私たちハウオリワークスが、
なぜ日本建築の古民家再生プロジェクトを手掛け始めたのか?
ハウオリワークスの代表YUKAが、
古今東西、さまざまな国や地域の伝統、民芸品、
さらには神社仏閣、「八百万の神」という考え方にも深い興味があり
そのなかでも、
日本の伝統でもある「古民家」にも興味がありました。

しかしながら「古民家の再生」には、
プロ目線で考えると、それ相応の知識や技術を要し
興味があるだけでは、なかなかハードルが高いものです。
しかしながら、様々な出会いや賛同してくれる方々との出会いで
おかげさまで、この度
「古民家再生プロジェクト」を発足させていただく運びとなりました。
とてもうれしいかぎりです✨
伝統技術を駆使し再生させ、
古き良き、かつ
現代にも遜色のない生活を送れるかたちへグレードを上げ
ノスタルジックなニュアンスという価値を
日常に落とし込む。
日々の生活を守り支える、太い梁
ゆったりとくつろげる、長い縁側
広い土間に、囲炉裏や掘りごたつ
どれも懐かしく、奥ゆかしく
いつまでも憧れるものだと思います…✨
まずは私たちが生まれ育った、
千葉県の古民家からプロジェクトを進めていき
そしてゆくゆくは地域を拡大していく計画です。
再生していく古民家もホームページにて紹介予定です。
「所有している古民家について売却等、相談したい」
「再生した古民家を購入したい」
「再生前の古民家を自分好みに再生してほしい」などなど
古民家についてのお問い合わせもお待ちしております。
なんだかんだ熱く語ってしまいましたね...照
最後までお読みいただきありがとうございました✨
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